青ヶ島では、10月17日(火)に新体育館落成記念式典・祝賀会・映画上映会が
行われました。青ヶ島は何せ人口200名程の小さな島ですから、このような
行事のための業者がありません。
企画から準備、会場設営、お料理に至るまですべて住民が行います。
落成式典と祝賀会の記事は後ほどUPしますが、映画の上映会について
少しご紹介します。
この日の夜、青ヶ島を舞台にした映画「アイランドタイムズ」の上映会がありました。
アイランドタイムズは、フジTVの「めざましどようび」のプロジェクトの一環として
製作された映画のようです。番組でもたびたび紹介されているようですので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

会場にはかなり多くの人が集まったのではないかと思います。4月に撮影も
行われていましたし、住民の皆さんももやはり気になるようですね


映画の内容ですが、公開前なのでどの程度お話していいのかわかりませんので、控えめにしておきますが、高校進学を控えた島の中学3年生の男の子と、
心に傷を負って転校して来た同じく中学3年生の女の子の、卒業までの
揺れ動く心の変化を描いた作品。
高校がなく、中学を卒業すると親元を離れて内地の学校へ進学する子供たち。
その新しい節目への不安や迷い、希望や期待、転校生との出会いや、島に戻ってきた先輩の存在によって、揺れ動く心情。
またそれを見守る主人公の母親の心情や島人の想い。
離島ならではの繊細な部分が、本当によく描かれた作品だなと思いました。
今の子供達だけではなく、ヘリコプターもなかった時代に、同じように親元を離れていった、今の大人世代の人達の心にも懐かしさのようなものが伝わったのではないかと思います。
背景はもちろん青ヶ島ですから、田舎ぶり発揮!というか大自然満載です。
青が島ってどんな所だろう・・・と思っている方には、少しは伝わると思います。
私達住民は、島の子供達や教員が出ていたり、島人が出ていたり、
知っている場所が出てきたりで、本来の映画のストーリーとは別の意味で
ざわめいたり笑ったり・・・何て言う住民ならではの楽しみ方もありました。

映画上映後は、深川監督の感無量といった感じの表情が印象的でした。
初めて青ヶ島に映画の撮影の説明会に来られたのが、確か3月頃だったと思います。
4月に撮影を行って、10月に現地での上映会、さらに公開やDVDの発売は
来年の2月ですから、一つの作品を作るということがどれだけ大変なことか・・・。
監督をはじめ映画に関わった皆様、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございましたm(_)m
やっぱり15歳で親元離れるっていうのは、同じ歳の子を持つ親としてもとっても興味深いです。
うちの子ももしかしたら大島の高校に行くかもしれないのですが、竹芝から1時間45分で着くような所に行くのとは訳が違いますよね。うちなんかさっさと行ってほしいくらいです(笑)
「アイランドタイムス」ではなく
「アイランドタイムズ」なのですね。
気が付きませんでした。
実はうちの息子も同じ年頃なのでぜひ一緒に見てみたい。
でも、見ちゃったら何が何でも青ヶ島にいきたくなちゃいそうですね。
とうとう完成ですね。おめでとうございます。
観てみたいです。
高校生で、親元から離れるのですから、
送り出す親側も心配ですよね。
特に田舎から都会へ・・・と言うのは特に心配材料が多いかもしれませんね。
RayRayさんにはぴったりの映画かな(^^)
本当ですね!アイランドタイムズ。
ご指摘ありがとうございます。
ちょっと軽率でした(^^;)
おとーさんの息子さんも節目の年なんですね。
子供達はそれぞれに、思いもあるのでしょうね。
青ヶ島の大自然も(本当に田舎ですが・・・^^;)よく表れていますので是非(^^)
来年2月には公開予定だそうです。
どの劇場で放映されるかは、まだわかりませんが、
こちらもわかりましたらお知らせしますね。お楽しみに♪