持ち前のめんどくさがりやの性格が出てます。。。すみません(^^;)
10月21日(火)防災訓練がありました。
例年は10月の初旬の日曜日ですが、今年は東京都と八丈島と
合同と言うことで少し遅めでしたね。
青ヶ島から代表で12名ほど、ヘリに乗って八丈島の訓練にも参加したようです。

合同訓練と言っても、青ヶ島での内容はほとんど例年通り。
防災無線で消防団召集ののち、集合場所へ集まり消化器と
AEDの使い方講習を受けました。
いつもより、消防団も住民も1時間ほど早い召集。
寒くて待機時間が長くて、ちょっときつかったのが正直なところ。


役場前から、ヘリポートへ移動中。

ヘリポートでは海上自衛隊のヘリコプターの見学。

子供よりも大人が興奮してるね^^


話は変わりますが、
1ヶ月以上前のことですが、9月12日にこんな講演がありました。

千葉大学の教授らによる青ヶ島の火山研究発表の講演です。
3年間にわたって、青ヶ島の火山の研究をされたそうです。
活火山島に住みながら、火山や地震の知識はほとんどありませんでした。
毎年10月に防災訓練をしますが、噴火や地震など大きな災害があったら
全島避難という漠然とした意識しかない。。。
住んでいる者にとって、一番興味深くて、わかりやすいお話。。。
「青ヶ島の将来の噴火の前に予想されること」
● マグマの蓄積による山体の誇張
→海水面の相対的低下
(例えば今まで波をかぶっていた場所がかぶらなくなる)
→山の法面の張り出し
(山が膨らんで吹きつけなどが割れてくる。崖崩れが多くなる)
● マグマの上昇、移動に伴う地震活動の増加
青ヶ島の居住地は火山口にきわめて近いそうです。
周囲を急な崖に囲まれているため、避難経路の確保も難しい。
それが夜間や悪天候になると、なおさら困難である。
防災訓練で災害が起きたら、村役場前に集合してヘリポートへ移動するという
訓練をしているけど、いざとなったら冷静な行動がとれるのだろうか。
道路は通行可能なのだろうか・・・。
とりあえず、普段から最低限の非常用持ち出し袋は、用意しておかなくてはと
毎年思う。けどやってないのが現状です(^^;)
心配なのは。。。
家族に高齢者がいること。家族の半数が消防団員であること。
家族のお墓があること。
池之沢に行っている時に何かあったら、どうなるの?
そう言う訓練、必要だよな〜。
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