とても綺麗な青い空が広がっています。
震災から1週間が経ちました。
この1週間、TVやツイッター等で震災に関する様々なニュースを目にしました。
残酷な現実、悔しさ、悲しみ、痛み。日本人の強さ、優しさ、世界中の思い等々。
従姉家族の安否がわからなかった4日間の思い。
青ヶ島にも東北地方出身の方がいらっしゃいますので、今でも心配が絶えないこと
と思います。
被災地や全国で、家族の行方が分からない方、家をなくした方が多くいらっしゃる。
それを思うと、胸が締めつけられる思い。同時にその苦しみははかり知れない。
それでも自分の中でひと段落つけ、元気な所が必要以上に肩を落としすぎちゃ
いけない。この現実から目を逸らさないけれど、前向きにいかなくてはいけないと
思いました。
この小さな島から、ちっぽけな1人の人間として何ができるのか。正直わからない。
今は、当たり前のように過ごしている毎日に感謝して、精一杯生きるしかない。
青ヶ島村役場では東北関東大震災の義援金の募金箱を設置しています。
募金はそれぞれが、思い思いの場所にすればいいと思います。
青ヶ島で、もしその方法が見つからない、わからない方は、こちらを利用されるのも
良いかと思います。
ブログの更新も少し考えましたが、今日は青ヶ島の大切な子供たちの卒業式。
青ヶ島の元気な様子を伝えたくて、更新することにしました。
青ヶ島小学校は3名、青ヶ島中学校は4名の子供たちが卒業しました。
青ヶ島には高校がありません。中学生は親元を離れて島を出ることになります。
小学校も、中学校も「自立」を教育目標とし、学校生活を送っています。
島の子供たちは、いつかこの日が来ることをわかっています。
そんな思いを綴った1人1人の学校だよりを読んで、思わずぽろり…どころか号泣。
みんな、感謝の気持ちと新しい未来への希望が書かれていました。
たくましい島っ子たち。卒業おめでとうございます。
青ヶ島で過ごした日々に誇りを持って、笑顔で羽ばたいでほしいなと思います。