少しずつ暖かくなり、春の兆しが見える3月。
本当はうれしいはずなのに、青ヶ島はちょっと淋しい季節です。
忙しさで考えないようにしているけど、お別れがもうすぐそこまで
近づいてきています。
離島される方も、あわただしい日々の中で淋しさを感じているのかな?
送る私達も、本当に淋しくてつらい。。。
(お天気が良かった日の朝陽)
そんな中、今月に入ってあちこちで送別会が行われています。
私が参加した、ソフトボールとバレーボールの送別会を少し…。
3/16(日)はソフトボールの送別会でした。
卒業して島を離れる中学3年生2名。
1年間の期間限定で青ヶ島で暮らしていた、男の子3兄弟とお母さん。
そして、ソフト経験者でいつもかっこいいプレーをみせてくれた保育士さん。
お仕事で勤務されていた建設会社の所長さん。
まだ公表はされていなかったけど、離島される教員さん。
この日はお天気も良くスポーツ日和 ぽかぽか陽気どころか暑いくらいでした。
ソフトボールは、大人も子供もたくさん集まります。
青ヶ島は子供が少ないので、チーム競技はなかなか通常の人数が揃わず、
内地のようにはいかないのかもしれません。
でも、小学校1年生から中学校3年生まで、みんなで力を合わせて
プレーしています。小さい島ならではの良さかもしれません。
いい汗かいて、お腹をすかせて、夕方からすき焼きでお食事会です
そして、3/21(金)はバレーボールの送別会。
青ヶ島で4年間勤務された小学校の先生。
バレーボール大会では、最優秀選手賞にアタック賞に大活躍で、
チームのムードメーカー。打って拾って、大会をいつも盛り上げてくれました。
こちらが奥様。積極的に島の生活を楽しんでいらっしゃいました。
昨年11月には元気な男の子を出産。
長身を生かして、エース級のアタックをピシャリ!いい味出してました^^
春季バレーボール大会の最優秀選手賞、診療所の医師。
すごく優しい先生ですが、パワフルなアタックはなかなか拾えない(≧▽≦)
バレーボールは、良いストレス発散になったそうです。
青ヶ島に来なかったら、バレーボールなんてしなかったと言う音楽の先生。
ネットまで届かなかったサーブが、練習のかいあってかなり上達!
島を巣立っていく中学生2人。
いつか島に帰ってきて、一緒にバレーボール大会でプレーするのかな?楽しみ^^
試合後のビールはめちゃくちゃおいしかった^^思わずみんな「旨い!」って^^
色々な業種の人が交流することができる青ヶ島のスポーツシーン。
小さい島ならではの大変さもあるけれど、こういう人と人との触れ合いは
とても大切だと思う。
島人も、だんだん高齢化?してきているけど(笑)、みんなで楽しくやるスポーツは
いつまでも続いていくといいなと思います。
離島される皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして、青ヶ島のためにありがとうございました。
東京から360km。南の海にぽつんと浮かぶ、ちょっと変わった小さな島、
青ヶ島を忘れないでくださいね。